2010年11月22日月曜日

私憤

派手な宣伝はいたしておりませんが、徐々にご愛好家のご来店が増えています。それでも満車になるほどの混雑はありません。Walton Gardenと比較して閑散の感があり、牧歌的な風景と融合しとてもいい感じです。

この新規店を開店してから、釣場運営に関するお客様のご評価を受け賜る機会が増えました。Walton  Gardenにおいては馬耳東風を貫きましたので、こういう機会は減りましたが。
そのご評価でありますが、同業他店様との比較を多弁におっしゃる方がいらっしゃいます。釣場Aは引きがいい、釣場Bは釣りやすい、といった類いのものです。おそらくほとんどの釣場の店主にとって、釣場経営の諸事の中でこれほど不快なものはないと思います。

たとえばであります、東口のすし屋の店主に、西口のすし屋の方がネタがよくて旨いと言う人は皆無だと思います。酔いに任せて言ったとしたら、激怒される事は間違いないはず。釣場においては、釣場と客間に魚類という生体が緩衝材として存在するので、ご当人としては釣場を直接に批判している意識が軽薄になっておられるのだろうと考えています。しかし、すし屋と釣堀、魚をにぎるか放すかの差こそあれ、双方の店主にとってその営業店は自分の分身的存在、それを公然と批判される事は耐えがたき屈辱、おまえの所のここが悪いとストレートなご意見はありがたきご進言と受け止めますが、他店との比較が罪深いのであります。

Angler諸兄、釣場での上記の発言は慎まれた方が無難であります。ほとんどの店主は、釣り場Aがいいならそっちへ行け、あなたに来てくれとは頼んでいないと、内心怒っているのです。

一部の方々の話であります、悪しからず。

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